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フリーランスエンジニアのための厳選資格をご紹介

フリーランスが取得すべき資格を徹底調査

日々フリーランスとして活動していると、「もっと案件の受注単価を上げたい!」「もっと専門的なスキルを身につけたい!」と感じる事もあると思います。そこで今回は、フリーランスとしてさらに活躍の場を広げより有利な案件の獲得機会を広げていくためにも有効な「おすすめ資格」をご紹介いたします。

フリーランスに資格は必要なのか?

もしあなたが、この先もフリーランスとして多くのキャリアを積みたいと考えているのであれば、資格を取ることは非常に有用となるでしょう。たとえば、フリーランス先進国のアメリカでは、能力主義の実力社会ならではですが、社会人になって働き始めた後も学校に通ったり、通信教育を受けたり、様々なスキルアップを試みる人が殆どです。

日本国内でもフリーランスの増加は見込まれています。そうした時に、あなたが今以上のキャリアを残していこうと考えるのであれば、スキルアップのための資格の取得は必須事項になるでしょう。では、早速フリーランスにおすすめの資格をいくつかご紹介していきます。


PMO案件の獲得におすすめの資格

PMPという言葉をご存知でしょうか?

「プロジェクト・マネジメント・プロフェッショナル」の略で、プロジェクトを束ねるリーダーの能力を意味しています。

PMPは企業内マネージャだけにとどまらず、フリーランスとして、PMO案件などで活躍する方も多く取得しています。プロジェクト・マネージャとして評価されるために有用な資格にはどのようなものがあるでしょうか?

① PMP資格認定試験

 一つ目の資格は、「PMI」という団体が主催している国際資格であるPMP認定試験です。PMIの資格認定試験をクリアすることで、PMO案件などの多くの仕事を受注し易くなります。試験は英語での出題ですが、試験会場予約時に予め申告しておくことで、日本語での受験も可能です。
 ただし、資格取得後も、3年ごとの資格更新手続きを行わなければなりません。これは試験ではなく、PM資格に関連する活動(セミナー受講や講師実績、PMとしてのタスクなど)について、いずれもそれらの活動証明を保持しておいた上で、PDUという時間単位で自己申請を行うことで維持されます。

② 情報処理試験プロジェクトマネージャ

 二つ目の資格は、日本の情報処理試験のプロジェクトマネージャ試験です。こちらは、有名なIPA(独立行政法人 情報処理推進機構)という組織が主催する「情報処理試験」になります。ここでPM試験をクリアするのも、PMO案件を希望するフリーランスにはおすすめです。


システム監査案件やベンダ管理案件におすすめの資格

情報処理システム監査で期待される有用な資格は?

情報システムが社内のルール通りに行われているか、セキュリティ面で脆弱性がないかなどを監査する仕事で有用な資格で、国際資格で有名なCISAなどがあります。

もちろんベンダ管理やプロジェクト・マネジメントなどの案件でも、保有しておくと非常に評価が期待出来る重要資格のひとつと言っていいでしょう。

① CISA公認情報システム監査人

 情報システム監査人になるためにおすすめの資格の一つ目は、「CISA」という国際資格です。CISAに認定されるには、情報システム管理、コントロール、セキュリティ管理などの分野での実務実績が必要になります。
 また、CISA認定後も、毎年CPEと呼ばれる資格維持のための学習や活動実績の報告が求められ、監査対象になった場合はCPEのエビデンスを英語で作成し提出する義務があるなど、その資格維持のためのルールも厳格なことから、信用を高めています。

② 情報処理試験システム監査技

 フリーランスでも情報システム監査人として活躍するために有効な資格、二つ目は前述のIPAが行う情報処理試験のひとつである「システム監査技術者」に認定されることです。ここでもシステム監査人としての実務経験が求められます。


データベースエンジニアの案件におすすめの資格

ビッグデータなどのデータ分析案件でも役立つ資格は?

データベースを扱う分野に興味がある方もいらっしゃるでしょう。データウェアハウスなど多様な案件にも有用な資格があります。

特にフリーランスのエンジニアで、多くの技術者がデータベースに携わる案件で活躍しています。

① Oracleマスター

 一つ目の資格「Oracleマスター」と呼ばれる資格です。「Oracleマスター」とは日本オラクル社が公式に運営する「Oracle Database」シリーズを扱う技術力を認定する資格になります。
 Oracle社のデータベースソフトはリレーショナルデータベース管理ソフトウェア市場において、約半数のトップシェア率を有しています。Oracleマスターの資格を得ることで、データベースを扱う仕事の受注を得やすくなります。そのレベルはブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナと次第に高くなっていきますが、少なくともゴールド以上を保有して案件獲得に向かいましょう。

② データベーススペシャリスト

 二つ目のおすすめの資格は、前述のIPAによる「データベーススペシャリスト」という資格になります。かなり高度なIT技術とデータベース分野に関わってきた実績が無ければ、難しい資格になりますが、この資格があれば、データベースを扱う案件を獲得しやすくなるのは間違いないでしょう。

まとめ ーフリーランスが取得すべき資格-

 今回はフリーランスで活動する人におすすめの資格をご紹介してきました。今後もっとフリーランスとしてキャリアを積みたいのであれば、保有していれば、案件獲得に間違いなく有用になる資格ばかりです。今後も増えてくると予測されているフリーランス業界で、あなたがより輝いて稼ぎ続けるために、資格の保有は必須事項になって来るのかもしれません。

 IT資格そのものではありませんが「会計システム関連」の案件で、フリーランスとしての活動を広げたいのであれば「日商簿記検定2級以上」の資格を取ることも有用でしょう。今後はリモートワークなどの作業形態は間違いなく増えてきます。そうした時に、既存の経理作業もよりシステム化していくことが予測されますので、会計システムの基礎を学びなおすという意味でも、日商簿記は最適です。
 簿記検定2級以上であれば、商業簿記、工業簿記の両方が範囲となり、また財務諸表の理解の幅も広がりますので、保有されて活躍されているエンジニアはまだ少ないため、差別化のポイントとして有利に働くかもしれません。

資格

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