WordPressの特徴とフリーランス向け案件事例
フリーランスのITエンジニアでもフロントエンド開発を担う人が多くなってきています。フロントエンド開発をする際に求められる知識のひとつとしてCMSがあります。その中でも代表的なCMSとして有名なのが今回ご紹介するWordPressです。WordPressはブログやホームページなど、幅広いWebサイトで使われており、その知識を習得することができれば、フリーランスとしてさらに飛躍できる可能性が高まるでしょう。今回は、フリーランスエンジニアが知っておきたいWordPressの基礎知識や案件事例、将来性などについてご紹介していきます。
システム開発知識をサポート
アイウィルではフリーランスエンジニアを強力に支援するシステム開発手法の講習会や知識習得支援を積極的に実施しています。実際にWordPressの特徴を知りサイトを作成しているAIWILの案件に参画されれば、より深く広くそのスキルを広げていけます。アイウィルで活躍しているフリーランスエンジニアには常に無料で様々なガイダンスや勉強会を行っていますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
WordPressの特徴
①WordPresの基本
ファイルをサーバー上にインストールすれば、初心者でもWebサイトの構築が容易にできます。無料という点も特徴です。WordPressはオープンソースソフトウェアなので、無料で配布されています。初期コストやランニングコストがかかりませんので、幅広い目的で多くの方が自由に利用することができるでしょう。
WordPressには、下記のような特徴があります。それぞれの特徴について詳しく解説します。
- テンプレートやプラグインが豊富
- オープンソースソフトウェア
② テンプレートやプラグインが豊富
テンプレートやプラグインが充実しています。テンプレートはWebサイトの骨組みを構成する部分のことです。そのため、テンプレートでデザインが決まると言っても過言ではありません。このテンプレートが無料から有料まで豊富に準備されています。さまざまなデザインの中から選ぶことができるのでとても便利です。
また、同様にプラグインも充実。プラグインを利用することでサイトに機能を追加することができます。例えば、プラグインを利用してメルマガの登録やお問い合わせフォームなどを簡単に構築することが可能です。
フリーランス向けのWordPress案件事例
① WordPressの導入
サーバー上にWordPressを導入する案件です。WordPressは単体では動かすことができないため、下記のような内容も仕事に含まれます。また、httpd.confやphp.iniなどの設定ファイルを編集する作業も含まれる場合があります。
- ApacheやNginxなどのWebサーバーをインストール
- MySQLなどのデータベースの構築
- PHPのインストール
② テーマ・プラグイン制作
テーマやプラグインを制作します。クライアントの要望に沿ってサイトデザインを構築したり、プラグインを作成したりします。このような案件はPHPを使って組むことがほとんどになりますので、PHPプログラミングの知識が必要不可欠です。
クライアントが直接フリーランスに依頼するケースもありますが、システム開発企業から請け負うという応募も多くなっています。
WordPressの需要と将来性や単価
①WordPressのシェア率は
日本のCMS市場におけるWordPressのシェア率は82.4％に達するとも伝えられています（記事執筆時点）。このように、シェア率が高いので、その分ニーズも比例してくると考えられるでしょう。急激にJoomlaやDrupalなどの他のCMSに多くのサイトが乗り換えるということもあまり考えられません。そのため、将来性に関しても十分に期待できると言えるでしょう。
② WordPress案件の単価
WordPress案件の月額単価は平均68万円です。また案件やSEの技術によって価格は変動しますので、最低単価は38万円、最高単価は105万円程度です（記事執筆時点）。これらの報酬金額はあくまでも目安ですので参考としてください。
WordPressスキルアップの方法
WordPressと一言で言ってもさまざまな技術が要求される分野です。たとえば下記のようなスキルが必要になります。
- ・サーバーサイド
- ・Webサーバー構築技術
- ・データベース
- ・PHP
- ・JavaScript
- ・HTML
- ・CSS
これらのスキルを少しづつ習得していくことが求められるでしょう。もっとも最優先させたいのがPHPプログラミングスキルです。PHPを習得すれば、テーマやプラグイン制作が可能になるので、幅広い仕事がこなせるようになります。PHPを習得すれば、プログラミングに関する知識が身に付くので、ほかのプログラミング言語にも手を出しやすくなります。
例えば、SwiftやJavaを覚えてアプリ開発案件に応募することができたり、ゲーム開発案件を受注できたりしますので、SEとしてのニーズが増すでしょう。
まとめ ーフリーランスのためのWordPressの基本知識－
WordPressはテンプレートが豊富に準備されていますのでとても便利です。WordPressの需要は非常に高く、将来性においても十分に期待できます。ブログやホームページなど、幅広いWebサイトで使われており、その知識を習得することができれば、フリーランスとしてさらに飛躍できる可能性が高まるでしょう。
WordPressを使った案件は、サーバーサイドはもちろんのこと、PHPなどのプログラミング言語も必要になるので、幅広い知識が要求されます。そのため、未経験のフリーランスエンジニアが素早くスキルを習得することは難しいでしょう。
しかし一つ一つスキルを習得していくことで、年収800万円以上のSEになることも夢ではありません。また、ほかの言語も習得しやすくなるので、キャリアアップにも良い影響を与える可能性が高いでしょう。
アイウィルでは、フリーランスエンジニアを徹底サポートしています。WordPressのご紹介だけでなく、様々な開発言語のスキル習得支援を実施しています。相談したい、サポートサービスを知りたい、案件にも興味あるなど、いつでもご遠慮なくお問い合わせください。
